「子育て家庭訪問インターンシップ」顔合わせ交流会を開催しました


 平成29年3月26日(日)12:00~16:00コムズ(松山市男女共同参画推進センター)にて、「子育て家庭訪問インターンシップ」顔合わせ交流会を開催いたしました。

 

 前半12:00~13:50は地域コーディネーター6名が、学生や子育て家庭との関わり方や流れを、指導マニュアルと照らし合わせながら学習し、学生への指導方法や声の掛け方など、ロールプレイングを行いました。ロールプレイング後、全員で感想の共有では、「私たち(地域コーディネーター)が学生に答えを与えるのではなく、学生に寄り添う(待つ)ことが大切だと、実践して改めて気づきました」「学生との距離をどうとったらよいかが、自分の今後の課題だと思う」との意見がありました。

後半14:00~16:00は、「子育て家庭訪問インターンシップ」に参加する学生(13名)と子育て家庭(大人13名、子ども18名)、地域コーディネーター(6名)の全体交流を行いました。

 

 まず、松山東雲女子大学の西村浩子先生より、COC+事業についての事業趣旨をご説明いただき、続いてNPO法人ワークライフ・コラボ西山より「子育て家庭訪問インターンシップ」全体の大まかな流れを説明いたしました。

 次に、子育て家庭へ訪問経験のある学生2名が、子育て家庭へ訪問したときの様子やどんなことを学び得たのかを発表しました。子育て家庭や学生からは、「全く初めての経験なので不安だったが、『子育て家庭訪問インターンシップ』の様子が具体的にイメージできてよかった」という声もありました。続いて4つのグループに分かれ、自己紹介や「子育て家庭訪問インターンシップ」に参加するにいたったきっかけや意気込みを共有し、普段の家庭での子どもたちの様子を聞いたりして、お互いに交流を深めていきました。

 最後に、コッコ・サン森本ちかさんによる絵本の読み聞かせが行われました。森本さんは10冊近くの本を、歌を交えながら読んだり、体で表現しながら読んだりして、子どもたちはもちろん大人も夢中になって聞き入っていました。「絵本の読み聞かせ方にこれが正解、というものはない。皆さんなりの読み方で、子どもが『絵本を読んでもらった』 という思い出をたくさん残してあげてください」というメッセージで、森本さんは最後を締めくくりました。

 

 今回の「子育て家庭訪問インターンシップ」顔合わせ交流会では、学生と地域コーディネーター、子育て家庭が「子育て家庭訪問インターンシップ」の趣旨を理解した上で、今後の流れを具体的にイメージし、家庭への訪問前に交流することでお互いに理解を深めていただきました。

 

地域コーディネーター「顔合わせ交流会レポート」より

・ロールプレイングしたことで、実際のやりとりを想像することができてよかった。

・自分次第で学生の気づきや学びが大きく変わってくるので、責任重大だと思った。

学生「顔合わせ交流会レポート」より

・子育て家庭の方も色んな想いを持ちつつ、私たちを受け入れてくれるのだと感じた。

・父親の参加も多く、子どもとの仲の良さが感じられた。

・私は人見知りなので、自分から話しかけ積極的に動くよう意識することが、これからの課題だと思った。

・もっと目標をきちんと定めて、活動にのぞむ必要があると思った。

などの感想がありました。